トリコモナス

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近年あまり見られなくなった性病

 

 

昔から知られている性病(性感染症)の1つ、「トリコモナス」。
近年ではあまり見られなくなった性病です。
通常、感染後3〜14日間の潜伏期間を経て発症します。

 

トリコモナスとは、肉眼では見えないトリコモナス原虫という虫が引き起こす性病で、女性の膣や尿道・膀胱・子宮頚部に寄生します。
もちろん、男性にも寄生しますが、圧倒的に女性の方の感染者が多いです。
男性の場合、排尿により原虫が流されるため、体内に寄生することは少ないからだと言われています。

 

ただし、男女ともに感染する性病なので、男性の方も注意してくださいね!

 

それともう一つ注意する点があります。
トリコモナスは女性の方の方が自覚症状が出やすい傾向にあり、男性の場合はほとんどが無症状であるということです。
これは他の性病(クラミジア・淋病)との違いですね。

 

また、水のある場所に非常に強く、お風呂やタオルなどからも感染します。
原虫なので・・・と言ってしまえば、それまでなのですが。

 

【男性の症状】

・排尿時に違和感
・尿道口に膿が出る

 

【女性の症状】

・おりものの増加、悪臭
・性器の痒み
・排尿時の違和感

 

など

 

上記のような症状が一般的とされています。

 

ただし先ほども書きましたが、男性の方はほとんどが無自覚であると言われています。
また、症状が出てもしばらくすると症状が治まってしまうため、気づきにくいのが問題点です。

 

このトリコモナスを放置すると、男性は「尿道炎」や「前立腺炎」、女性は「膣炎」などになる可能性があります。

 

また、不妊症になる可能性があるため、将来のことを考えると、早期発見・早期治療することが望ましいと言えます。

検査方法

まずはトリコモナスの検査方法をご紹介します。

 

男性の場合、一般的に行われる検査は「尿検査」となりますが、尿道分泌液や精液などからも検査することがあります。
ただし厄介なことに、男性の場合は発見が難しいとされています。

 

女性の場合、膣分泌物検査が一般的です。
採取された分泌物を顕微鏡で見ることで、高確率で発見することができます。
検査自体は痛みもほとんどありませんし、すぐに終わります。

 

性病を放置すると、将来お子様を作るときに性病が原因で不妊症に悩まされることがあるため、気になる方は是非検査してみてください。

治療方法

トリコモナスの治療方法ですが、男女ともに内服薬が一般的ですが、女性の場合「膣剤」も併用することがあります。

 

内服薬にはいくつかありますが、よく処方される薬は「メトロニダゾール」か「チニダゾール」のどちらかだと思います。
メトロニダゾールの場合、服用期間は10日間となります。
チニダゾールの場合、服用期間は7日間となります。

 

いずれも、お医者さんから処方された内服薬をしっかりと飲めばきちんと治りますので、あまり心配する必要はありません。

 

ただし、あなたが感染している場合、パートナーも感染している可能性があります。
その場合は、パートナーも一度病院や性病検査キットで検査してください。

 

あなたが治療で完治しても、パートナーが感染している場合、ピンポン感染を繰り返すことになりますので、いつまで経っても治療を繰り返すことになってしまいます。

 

性病の中では比較的な簡単に治療することができますので、症状が出た場合は恥ずかしがらずにすぐに病院で検査してください。