性器カンジダ症

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男性にも増えている性器カンジダ症

 

 

クラミジアや淋病といった性病が有名ですが、このカンジダ症も有名な性感染症の1つであり、特に女性の感染者が多い代表的な性病です。
女性の感染者が多いことから、「膣カンジダ症」または「カンジダ膣炎」と呼ばれことも多いようです。
男性の場合は「カンジタ性包皮炎」となります。
通常、感染してからの2〜7日間の潜伏期間を経て発症します。
※ただし、カンジダ症は性行為の有無に関わらず、体力の低下などによっても発症します。

 

そもそもカンジダとはカビの一種であり、健康な人でももっている常在菌です。
つまり、「発症した人だけが特別に持っている菌ではない」ということです。
ニキビの原因とされるアクネ菌もそうですが、人間には数々の菌が常に常在しています。
ですから、カンジダ症に感染したらかといって、あまり怖がらないでくださいね!

 

さて、冒頭でも紹介しましたが、この性器カンジダ症は圧倒的に女性の感染者が多い性病です。
女性は一生のうちに6〜7割くらいの人が1度は経験すると言われています。
が、このデータは・・・本当かどうか微妙です。

 

ともかく、女性に多い性病であることは間違いありません。

 

なぜ男性が少ないのかですが、女性の膣は常に通気性が良くない状態にあります。
つまり、男性は常に性器が露出しているため、通気性が良いからだと言われています。
また、性器にカンジダ菌が付着しても、排尿などで流されてしまうため、感染することが稀なんです。

 

※2015/9/5追記

 

男性もカンジタになる人が増えているようです。
その理由は日本人男性に多い「仮性包茎」が原因で、カリの部分が包皮で覆われているため、カンジタ菌が繁殖しやすいためです。

 

症状としては白いカス(恥垢のようなもの)が大量に出て、洗っても毎日のように出ます。
病院では仮性包茎がひどい場合、包茎手術を進めるところもあるようです。

 

一度なってしまうと完治するのに時間がかかるため、中には1年以上治らない人もいるようです。

 

もし、カンジダ性亀頭包皮炎がなかなか治らなくて悩まれている方は、こちらのサイトを参考にされてみてはいかがでしょうか。
男性のカンジダ性亀頭包皮炎の治療方法

 

【男性の症状】

・性器の痒み
・白いカス
・亀頭のただれ

 

【女性の症状】

・おりものの増加、悪臭
・性器の痒み
・ただれ
・白または黄色い固まりが出たり、ドロドロしたものが膣膜にこびりつく

 

など

 

上記のような症状が一般的とされています。

 

カンジダは性行為以外でもなると冒頭で紹介しましたが、もう少し詳しく紹介します。

 

性器カンジダ症は性行為でも感染するため、性病として扱われていますが、免疫力の低下やストレスなどからも発症します。
また、カビの一種であることから湿度が高くなることで活発になり、感染・発症の可能性が高くなります。
例えば、性器の湿度が高くなるものと言えば、「生理用品」や「おむつ」などが挙げられます。

 

他にも、女性の場合はエストロゲンの高い「妊娠時」や、ピルの服用などによっても発症することがあります。

 

風邪などの症状で出される抗生物質でも症状が出ることがあります。
抗生物質はカラダの細菌を抑えてくれるのですが、良い細菌も一緒に抑えてしまいます。
元気な時ならそれほど問題ないのですが、ただでさえ体が弱っている時に良い細菌を抑えてしまうため、カンジタ菌にとっては凄く住みやすい環境が整う原因に。

 

つまり、カンジダ症はいつ誰が発症してもおかしくないものなので、特別な病気ではありません。
ですから、あまり深刻に考えずに「何かおかしいなっ」と思ったら、まずは検査してみてください。

 

性行為以外でも感染するため、他の性病よりも比較的簡単に治療することができます。
ただし、免疫力の低下、つまり体力が弱っている場合は、治療が少し長引くことがあります。
また、常に体内にいる常在菌であるため、再発する可能性もあります。

検査方法

カンジダ症の検査方法を紹介したいと思います。

 

男性の場合、一般的に行われるのが「尿検査」または亀頭とその周辺による「分泌物検査」となります。
尿検査はわかりやすいと思いますので、後者の方を少し詳しく紹介します。

 

亀頭とその周辺による「分泌物検査」とは、細い綿棒を使って亀頭や尿道口に入れて分泌物(菌)を採取します。
それを顕微鏡で調べることで、感染しているかどうかを調べます。
多くの病院ではこの後者の検査が多く利用されています。

 

ただし、男性のカンジダ症は稀なので、あまり気にする必要はないのかも・・・しれませんね。

 

男性のカンジタ検査ですが、尿検査の場合は尿道に炎症を起こしたりしている状況ではない限り、検査結果には反映されません。
通常、男性の症状は包皮に隠れているペニスのカリの部分や包皮に症状が出るため、尿検査ではほとんどの方が陰性になります。

 

女性の場合、一般的に行われるのが「尿検査」や「膣分泌検査」となります。
膣分泌検査では、専用の綿棒を使って膣内の分泌物を採取し、顕微鏡で調べます。
検査自体は痛みもほとんどありませんし、すぐに終わります。

 

男女ともに尿検査のみというパターンは非常に少なく、後者のパターンが多いです。
私の知り合いで検査された方がいましたが、尿検査はなく「膣分泌検査」だけだったようです。
もちろん、どの性病検査でも「問診」は絶対ありますので、問診と検査でほとんどの性病を判断することができます。

治療方法

カンジダ症の治療方法ですが、男性と女性の治療方法は異なります。

 

まず男性ですが、塗り薬(抗真菌剤や軟膏)や内服薬が使用されます。
塗り薬はほぼ確実に処方されると思いますが、内服薬はそれほど処方されることは少ないと思います。

 

女性の方の場合ですが、膣洗浄と抗真菌剤の投与となり、内服薬も処方されることがあります。
膣洗浄をすることで膣内にいる菌を減らし、ある程度膣の状態が正常になったら膣錠(抗真菌剤)を投与します。

 

この膣洗浄ですが、医師によって判断が異なり、1回〜数回程度行うことがあります。
膣錠についても同様で、1回の投与で終わることもあれば、数回(1週間ほど)使用することもあります。

 

先ほどから出てくる「抗真菌剤」ですが、こらは菌による感染症を抑える(治す)薬となります。

 

気になる治療期間ですが、治癒するには1〜2週間程度と言われています。
症状自体は2〜3日と比較的すぐに治まりますが、カンジダ菌は残っていますので、医師が良いと言うまでは必ず指示に従ってください。
※免疫力が低下している場合治療が長引くこともあり。

 

カンジダは常に体内にいる常在菌ですので、完治した後も再発する可能性もあります。
特に、女性は一生のうちに6〜7割くらいの人が1度は経験すると言われており、その中から再発する割合は約7割だそうです。
再発率に関しては女性セブン(2011年3月24日号)より抜粋させていただきました。
が、雑誌で書かれている調査と言うのは、基本的にはあまりあてにできないものが多く、本当のところはわかりません。

 

ただし、カンジダ症は再発率が高いことは間違いなく、日ごろから注意する必要があります!
疲れやストレスをためず、出来る限り通気性の良い環境を作り、性器や膣の湿度(蒸れ)が高くならないように気をつけましょう!

 

・・・と書かれていることが多いのですが、あまり気にしすぎる必要はないと思います。
元々体内にいる常在菌なのですから、どんなに注意をしていもなるときはなります(それを言ってしまえば元も子もないのですが)。

 

あまりにも気にしすぎてしまうと、ストレスなどから他の病気になってしまうこともありますので、あまり深刻に考えないでくださいね。